2018

2018.03.26

マレーシア発、AIファーストのマーケティング

アジアのデジタルマーケティング(6)

モバイルマーケティングがスタンダードとなっている現在、マレーシアではAI(人工知能)ファーストのマーケティングにフォーカスが当たっている。AIファーストのマーケティングとは、「生活者の意向をいかに的確に迅速にアシスト、あるいはナビゲートするか」だと言える。そのためには、あらかじめ蓄積した生活者データからの学びを活用する必要がある。マレーシアは⺠族構成が極めて複雑な国の一つであり、宗教、文化、習慣などが多様である。年齢性別や所得階層でセグメントすると、生活者の意向と言っても限りなく複雑な分析と対応が求められるのは想像に難くない。そんなマレーシアで、AIファーストのマーケティングへの寄与が期待される技術を開発している現地のスタートアップを紹介する。
(日経デジタルマーケティング2018年4月号に弊社代表松風が寄稿しました)

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2018.02.26

インドではチャットボットがUIの主流に?

アジアのデジタルマーケティング(5)

新しいテクノロジーを導入したり利用したりすることに比較的ちゅうちょが無いインドでは、ここ数年で人工知能(AI)を活用したチャットボットが急速に浸透している。課題は、AIでのやり取りをより自然なものにするには、消費者の志向などの膨大なデータが必要となること。その点、インドの消費者は、より使い心地の良いサービスを受けることができるなら、個人データを収集されようと、それほど違和感を感じない傾向がある。今回は、こういったインドのチャットボットをいくつか紹介したい。
(日経デジタルマーケティング2018年3月号に弊社代表松風が寄稿しました)

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2018.01.26

シンガポール発の最新保険ビジネス、オンラインで巧みにニーズを醸成

アジアのデジタルマーケティング(4)

シンガポールにおける、生活プラットフォームのオンライン化は、今まさにローカルへと広がっている。Uberがシンガポールに進出して5年だが、最初は外国人にしか利用されていなかった。しかし、ここ1年から1年半の間に、現地シンガポーリアンの利用が確実に増え始めている。同様に、オンライングローサリーやEC(電子商取引)の成長も著しい。
ファッションのラザダやフードデリバリーのフードパンダ、そしてレンタカー、ホテル、チケット予約、オンラインバンキングなど。シンガポーリアンは、まずオンラインでチェックし、そして購入するようになっている。
しかし、シンガポーリアンがオンラインでサーチし購入するさまざまなものの中で、保険はサーチ&バイの対象としては極めて存在感が薄い。ここに、成長機会の大きさを見出した企業がある。2014年に設立された、インシュアランスマーケットである。
(日経デジタルマーケティング2018年2月号に弊社代表松風が寄稿しました)

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